間もなく
TOP50最終戦の舞台・霞ヶ浦に向けて
出発する
泣いても笑っても最終戦
試合で使う可能性のあるワーム達は
ボックスに綺麗に並べるし
試合で使う可能性のあるハードルアー達は
パッケージから出したばかりのものを除き
フックを新品に交換する主義なので
めっちゃ時間がかかる
フック交換が趣味という後輩オガワも召集し
2倍速システム
ようやく準備が完了
今からしばしの仮眠でございます
間もなく
TOP50最終戦の舞台・霞ヶ浦に向けて
出発する
泣いても笑っても最終戦
試合で使う可能性のあるワーム達は
ボックスに綺麗に並べるし
試合で使う可能性のあるハードルアー達は
パッケージから出したばかりのものを除き
フックを新品に交換する主義なので
めっちゃ時間がかかる
フック交換が趣味という後輩オガワも召集し
2倍速システム
ようやく準備が完了
今からしばしの仮眠でございます
来たる10月13日
上州屋栗東店さんにて
俺達。トークショー開催っ
詳細は「コチラ」
喋りまくるぜーーーーーーー
みんなきてね
あの衝撃から1週間が経過した
2009年 夏
椎間板ヘルニアが悪化している と診断を受け
試合や取材 ガイドにおいても
コルセットで腰を固め
気を遣ってきたつもりだった
最終戦霞ヶ浦
最終日のメインエリアは 激荒れのウィンディーサイド
ラフウォーターのシャローにパワーポールを突き刺し
巻物1本勝負を貫いた
試合のダメージを引きづりつつ
広島県へ移動し 「大漁生活」ロケ
歩行すら辛い状態をアドレナリンで乗り切った
広島から帰還した深夜
遂に 腰の爆弾が大爆発した
腰から足にかけてに体感したことのない衝撃
それと同時に意識喪失
痙攣したまま救急搬送となった
救急車の中で心配そうな嫁の姿が目に入ったとき
生きている と思った
ただ 足に力が入らない ひどい激痛
歩くことができなくなってしまった
釣り人 秦拓馬
まさか 自分の人生にこんな事が起こるとは
この先の仕事を全てキャンセルした
ヘルニアの状態は極めて悪い
一昨日
神経ブロック注射を激痛に耐え 2発打ち込んだ
それでも 症状は改善されず
昨日
さらに 椎間板の中にまで針を入れ 3発目のブロック注射
とにかく今は早く復活することしか考えてない
歩く という今までの当り前が奇跡に思える
いつになるかわからないけど
必ず 復活する
ファンの皆様&関係者の皆様
ご心配とご迷惑をおかけしますが
お許しください
昨日
5発目となる神経根ブロック注射
その数日前に
仙骨からの硬膜外ブロックという
この世の終わり的な激痛に耐えたので
神経ビリビリ系の激痛にも慣れてきた
完全にステロイド漬けの俺達。でございます
再び 自宅に戻って療養中
足の痛みが減ったことで
神経が通わず シビレている部分がはっきりわかる
椎間板が変形し
腰椎から脱出することで神経束を圧迫する椎間板ヘルニア
まだまだ試練の時は続く
最終戦 最終日を振り返る
初日 1278g
2日目 1556g
高気圧が続いた予選の二日間
ナチュラルな横方向への動きに反応が出始めていた為
シザーコーム・ノーズリグ 巻きまくり展開
3.8インチには ジャッカル・ノーズジグヘッド0.9g~1.3g
3インチには ZAPPU・インチワッキージュニア0.45g~0.9g
ウルトラライトチャターのイメージでハードボトム中層をゆっくり巻き
2本ずつ絞り出したものの 不発
今年の最終戦もこれで予選落ちか と思った
しかし
奇跡の30位 ギリギリの通過
もう1日 戦えることにテンション上昇
ただこの時既に腰の状態は最悪
何が何でも 巻くしかない
この夜
迷いを吹っ切り
自分のテンションを最高潮にもっていく為
今年の自分の動画を見まくった
巻いて巻いて 釣りまくる俺達。
朝
予報通り 激荒れの最終日が始まった
メインエリアは爆風がモロにあたるシャローのハードボトム
リアクション効果に絶大なる信頼を持つTN60
中でも
マルハタサウンドのゴールド系が最も反応良かった
激荒れでまともに操船出来ないのを
パワーポールで無理矢理 固定し
ガチガチのリップラップや杭
岩の一個ずつを舐めまくるようにキャスト
この世に現存するバイブレーションで最も根掛からないと言い切れるTN
その圧倒的な回避力を再認識した
身体ボロボロ 腰の状態は限界を迎えてた
屈んでロッドチェンジなんて出来ないし
バスが食ってきても ネットすら持てない
TN1本勝負
全てのバスを抜いた
抜くときにキロクラスを2本も落としたが
お構いなしでキャストを続けた
気になる岩には角度を変えて 何度もTNで叩き続け
遂にリミットメイク
5本 3584g
一気に15位分のジャンプアップ
15位フィニッシュ
やはりトーナメントは何が起こるかわからない
苦しい戦いを強いられてきた近年
2012年 最終戦 最終日
スカっと 気持ち良い一日になった
ヘルニアンな癖に
荒れてる湖みるとテンションあがっちゃう
こんな俺達。を応援してくれる皆様
ホンマにありがとーーーーーーーーーーーー
たくさんの応援メッセージや病院情報など
本当にありがとうございます
多くのファンに支えられ 超ハッピーな俺達。でございます
あれから1か月
トータル7発の神経ブロック注射の激痛に耐え
保存治療に専念してきたが
先日のMRI検査の結果は
麻痺した足が全く回復しない事から覚悟はしていたが
やはり最悪の状態だった
椎間板ヘルニアを発症しても
その9割はブロック注射やトリガーポイントブロックなどの治療で
回復が見込めるらしい
問題は残りの1割…
手術となると神経の集まる部分なので
失敗例も多く聞かれ
3回の手術を受けたが改善されなかった という情報や
術後に様々な合併症を起こすケース さらに
最悪の場合は一生二度と自力で歩けない事もあるらしい
セカンドオピニオンやサードオピニオンが当然の現在の医療業界なので
ゴッドハンドと呼ばれる名医を含む
4人の医師に診断してもらった
しかしながら
再びバスボートに乗ってバスを釣ろうと思えば
即手術する以外には道はない という
手術は怖くないと言えば嘘になる
でも
初めて椎間板ヘルニアと診断された3年前
日に日に強くなる痛みと 思い通りに動かなくなる身体
コルセットが手放せなくなり 酷い時にはロキソニン
さらに この1年はズボンや靴下すら一人では穿けなくなり
いつか歩けなくなる日が来るかもしれない と思っていた頃の方が
よっぽど怖かった
そして
本当に歩けない日がやってきて
介助なしでは日常生活もままならなくなった今
それでも
この先の道が決まったことで少し明るい気持ちになれている
手術に向け 様々な準備と
歩行トレーニングを行う日々を過ごしてます
さて
その一カ月前に行った大漁生活ロケの模様がアップされた
ロケの舞台となったのは
広島県の超有名リザーバー
俺たちRや NOプランでも訪れた事のあるフィールドで
毎回50アップを仕留める事ができている相性の良すぎる釣り場
今回も絶好調でございました
開始早々 プロトミノーにドーーーン
巻き始めの瞬間にぶっ飛んできてバイト
キーとなったのは ベイトの群れから逃げる1匹の演出
このプロトミノー 逃げるアクションを追求して生まれました
逃げるから追いかけて食いたくなる バスってそういうサカナ
さらに
最高のアプローチが決まり クローンフライに55クラス
さらに さらに
リグローテーションで 50アップ追加
トドメはプロトミノーのジャーク
ドスっと止まる最高級に気持ち良いバイトやった
今までのミノーにはない圧倒的な能力を求めたプロトミノー
そろそろ名前を考えないと…
今回 案内してくれたのは
広島県福山市のショップ「スマイル」の名物店長・モンちゃん
ホンマに最高のスマイルやわーーーー
ありがとーーーーーー
というわけで
ご覧くださいませ
『大漁生活』←クリックON!
10月11日
このロケから帰還し 日付が変わった深夜2時
ちょうど1カ月前の今頃
俺達。の人生で忘れられない瞬間
このブログを書く今も
腰&足には激痛が襲ってくる
少し前は椅子に座ってパソコンに向かえたのに
またそれが出来なくなってる
ただ 俺達。がこんな事で負けるわけがない
必ず現場復帰するぜーーーーーー
みんな待っててね
あーーー見れば見るほど 釣り行きたくなってきた
明日は 8発目の神経ブロック注射だーーーーーーー
寄せては返す激痛の波にも
慣れてきた
それは 8本目のブロック注射が効きはじめたのではなく
苦痛に勝る希望の光が見え始めたからなのかも
今までバスフィッシングを通して
たくさんの釣り人との出会いに恵まれた
そして今
そのたくさんの方々が自分の為に
協力してくれたり 応援の言葉をかけてくれたり
釣り人の輪って素晴らしい
感謝だらけの日々です
15日 とある釣り人さんが連れてきてくれたトレーナーさん
凄い方だった
オリンピック選手やプロスポーツ選手など
数々のアスリート達を見てきた日本屈指のトレーナーさん
まさか自宅まで来てくれるとは思いもしなかった
そんな方が俺達。の腰のMRI画像を見てくれ
目からも耳からもウロコが飛び散るような
的確なアドバイスをしてくださった
さらに
椎間板ヘルニア治療の名医を紹介してくれ
直ぐに診てもらえる事になった
その名医は長野県にいた
翌日となる16日
一人で新幹線に乗ることを選択
京都駅をゆっくり歩いてると人の波が打ち寄せてくる
通常なら気にもならない衝撃でも
足に ビリッ と電気が流れて
さらに歩くスピードが遅くなる
痛みをもって経験して 歩けない人には細心の注意を払うべきだと
再認識させられる
新幹線に乗り込んで
真っ先に痛み止め薬を飲んだ
けど やっぱり5分も座ってられなくて
車両間で立ってることにした
あまりの痛みで唸ってたら
優しい乗務員さんが 声をかけてくれた
ちなみに この隙間で立ってた
左の扉には「多目的室」と表示してある
その優しい乗務員さんが 扉の横のボタンを押す
プシュー という機械音とともに目に飛び込んできたのは…
快適すぎる空間だった
JR 凄いわ
何度も新幹線乗ってるくせに こんな気配りは初めて知った
目を覚ました時には既に東京目前
次に乗り換えた長野新幹線では
通常の席で冷や汗たらたら 立ったり座ったりの1時間20分
そんなこんなで
長野県佐久市 俺達。の実家に到着した
そして 17日 本日
長野市松代の名医に診てもらってきた
改めて撮ったMRI画像からも
やはり手術は避けられない酷い状態だったが
普通の人としての復活なのか それとも
アスリートとしての復活なのか という先生の問いに
迷わず後者だと答えた
これで治療の方針は決まった
努力次第では3年前のヘルニア発症前の状態よりも
さらに良い身体を手に入れることができる可能性があるという
31歳 秦拓馬
久しぶりにドキドキしました
出来る限りの努力をしようと思う
改めて思い知らされたのは
釣り人には 腰の故障に悩む人が想像以上に多くいる事実
間違った治療で悪い方向へ向かってしまったケースもあるみたい
俺達。が身をもって克服すれば
悩みを抱える多くの釣り人を救うことができるかもしれない
蛇足の遠足気分
古くからの城下町として知られる長野県松代町
情緒ある町並みの中に 栗おこわで有名な
「竹風堂」があった
気分が良いので 栗おこわも虹鱒の甘露煮も さらに旨い
明日 18日
滋賀に帰ります
~お知らせ~
来たる11月23日
アサヒマリーナさん オリーブさん ステージさん ラッシュさん
琵琶湖の4つのマリーナが合同でトーナメントが開催されます
ゲストは 村上晴彦さん と 秦拓馬さん
そうです俺達。 釣りは出来ないですが会場に行きます
お問い合わせは各マリーナさんまで
本来であれば
11月も終わりに近づいてくると
大好きな冬の接近に心躍る日々を過ごしているハズ
しかしながら
トレーニング以外は自宅ヒキコモリの俺達。
イマイチ 季節を肌で感じる能力が低下しているのか
季節お構いなしでルアーを投げまくりたい衝動に駆られる
あぁーー 釣りしたい
ビリッと突然 襲ってくる神経系の激痛から避けるように
身体がさらに歪んできているような気持ち悪い感覚
トレーナーさんに勧められ
座る可能性のある椅子は全て バランスボールに変えた
この所
6種の強力な痛み止めのおかげか
ボールに座っていられる時間が伸びてきた
デスクに向かえば
デカい頭にある僅かな隙間に新たな知識を詰め込むべく
数年ぶりに真剣に読書できる時間がある
工房に向かえば
多忙を極めるハイシーズンにはカタチに出来なかったブツや
不思議と湧き上がってくる様々なアイディアたちを具現化できる等
一生分のネタを補充する最高の時間がある
激痛さえ我慢すれば
人生で最も有意義な日々を過ごしているのかもしれない
さて
その激痛とも オサラバの時が近づいてきた
先日 再び東京の大規模な病院で
身体の隅々まで検査してもらいにいってきた
ヘルニアの状態は開いてみるまで安心できないレベルだそうだが
遂に 手術の日が決まった
緊急性が高いと判断され
急遽 今月30日に手術を受けられることになった
最先端の内視鏡による低侵襲手術とはいえ
生まれて初めての全身麻酔
ドキドキしちゃいます
さて 23日
琵琶湖の4つのマリーナさん共同開催によるトーナメント
NWB杯にゲストとして呼んで頂いた
もう一人のゲストは 村上晴彦さん
久しぶりに元気なバスをたくさん見せてもらった
今の俺達。には効能抜群の薬でございます
上位入賞者の方は全員 ハードルアーがキーになっていた印象
お立ち台インタビュー聞いてるだけで
脳内フィッシングに盛り上がってしまいました
少しだけトークを… って
少しで終わるはずもなく
どんどんディープな内容に
特に 以前から村上さんに聞いてみたかったTOMUの謎
実は今年のとあるフィールドでかなり好感触を得ていたTOMU
アクションの出し方と村上さんのルアーに対する考え方が
顕著に表現されているルアーだと思った
クランク大好きな俺達。としては かなりアツくなれる答えが返ってきた
いやはや ルアーとは実に奥が深い
ずーっとトークし続けたかったなーーーーーーーーー
参加者の皆様 おつかれさまでしたーーー
イベント後は
ナルオさんと若手社員とシロノワール
近々 一世一代のプロポーズをするという若手社員
その時を目前にドキドキの相談に乗って
自らの手術前のドキドキを紛らわそうという作戦
これいかに
生まれて初めての全身麻酔は
1つ目の薬剤が投与された瞬間に
景色が歪み始め
2つ目の薬剤が投与された瞬間から
記憶がない
気持ちよく釣りしてたら
「起きてくださーい」 の声
喉に入っていた呼吸用の管を引き抜かれた
どうやら夢をみていたらしい
巨大なヘルニアを除去する為に
身体に大きなリスクとなる切開法になるかもしれない と
手術前にドクターにビビらされたが
予定よりも かなりの長期戦になったものの
腰に直径2センチの穴を開け 骨を削り
神業の如く 神経束を避けながらの
内視鏡による低侵襲な手術により
3年間 俺達。を苦しませ続けたヘルニアは除去された
手術終了後
集中治療室へ移され
痛みと動けない苦しみの2日間を過ごし
一般病棟へ 移され
暫く続いた抗生剤の点滴も終了し
これで3日が経過した